2. ご挨拶
中小企業の経営者に、経験豊かな相談相手を。
大手企業では、経営戦略や新規事業、組織改革などに取り組む際、大手コンサルティング会社や各分野の専門家を活用することが一般的です。
一方、日本の中小企業では、経営コンサルタントを利用する機会がまだ限られています。相談したいと思っても、自社の状況を理解し、経営者と同じ目線で話のできる、実務経験豊かなコンサルタントに出会うことは容易ではありません。
しかし、中小企業の経営者こそ、営業、組織、財務、人材、新規事業など、さまざまな課題について日々判断を求められています。社内では話しにくい問題を抱えながら、一人で決断しなければならないことも少なくありません。
こうした中小企業の経営者に、実務経験を活かした経営支援を、より利用しやすい形で届けたい。それが、PanPropを設立した理由です。
オンライン面談が広く普及した現在では、地域や距離にかかわらず、経営者と直接お話しすることができます。PanPropは、オンラインを積極的に活用し、日本全国、そして海外からも相談できる身近な経営支援会社を目指しています。
経営者の立場に寄り添う
私は長年にわたり、経営陣の一員、また経営者として、さまざまなビジネスに携わってきました。
営業、市場開拓、新規事業、商品開発、組織づくり、事業計画、資本提携など、企業の成長に関わる多くの実務を経験してきました。
その道のりは、成功だけで構成されていたわけではありません。思うように進まないことや、判断に迷うこと、計画を見直さなければならないことも数多くありました。
だからこそ、経営者が背負う責任や、社内では率直に話せない迷いの重さを理解しています。
PanPropでは、外部の立場から一方的に意見を述べるのではなく、まず経営者のお話を丁寧に伺います。
そして、経営者が何を大切にし、会社をどのような未来へ導きたいのかを理解したうえで、ともに考えます。
経営者が率直に話せる相手として
経営者には、経営上の迷いや不安について、立場を越えて率直に相談できる相手がなかなかいません。
私自身も経営に携わるなかで、重要な判断に迷ったとき、経験豊かな先輩経営者に相談できたら、どれほど心強いだろうと思うことがありました。
社内では話しにくいことでも、利害関係から少し離れた経験者になら、率直に話せることがあります。自分の考えを言葉にするだけで問題が整理され、これまで気づかなかった選択肢が見えてくることもあります。
経営者の方には、一つの考え方にとらわれず、さまざまな方向性や可能性を知っていただきたいと考えています。
PanPropは、経営者ご自身が新しい可能性と活路を見いだせるよう、ともに考える相談相手でありたいと思っています。
業種や企業の枠を越えて可能性を見つける
私はこれまで、一見すると関係がないように思える企業同士が出会うことで、思いがけない相乗効果が生まれる場面を数多く経験してきました。
一方の企業が持つ技術、商品、人材、販売網や顧客基盤が、別の企業が抱えていた課題の解決につながることがあります。それぞれの強みを組み合わせることで、単独では実現できなかった商品やサービス、新しい市場への道が生まれることもあります。
経営課題の解決策は、必ずしも同じ業界や、これまでの取引関係の中だけにあるとは限りません。業種、地域、企業規模の枠を越えて視野を広げることで、思いがけない活路が見つかることがあります。
PanPropでは、これまでの実務経験をもとに、さまざまな事例や考え方、企業間の相乗効果の可能性についてお話しします。必要に応じて専門家や企業との連携も検討しながら、新しい解決策や事業機会を経営者とともに探します。
会社の枠を越え、次の成長基盤をつくる
企業の成長を考えるとき、自社の中だけで解決策を探すのではなく、ときには会社の枠から一歩外へ出て、新しい関係や活動の場をつくることも大切です。
私はこれまで、自ら業界団体を立ち上げ、企業や関係者がともに学び、業界の次の道を考える場をつくってきました。また、専門家による非営利団体を設立し、研究や情報交換を進めながら、その成果を実際の事業と結び付け、新しい相乗効果を生み出す取り組みにも携わってきました。
こうした活動は、短期間で結果が出るものばかりではありません。しかし、時間をかけて研究を続け、人との信頼関係を育て、異なる知識や経験を結び付けることが、やがて新しい事業機会や市場の形成につながります。
同業者、異業種の企業、専門家、研究者などと継続的な関わりを持つことで、企業が得られる情報と可能性は大きく広がります。その積み重ねが、変化に対応できる強固な経営基盤をつくります。
PanPropでは、目の前の経営課題だけでなく、必要に応じて業界団体、研究会、専門家ネットワーク、企業間連携なども視野に入れ、中長期的な成長の仕組みを経営者とともに考えます。
企業自身が考え、成長できる支援を
PanPropの目的は、企業をコンサルタントに依存させることではありません。
市場調査、事業計画、営業資料なども、すべてを私たちが代わって作成するのではなく、可能な限り経営者、幹部、担当者の皆さまに、自ら調べ、考え、作成していただきます。
資料を集め、市場を調べ、数字を確認することで、初めて気づくことがあります。自分の考えを文章や計画にまとめる過程でも、企業の強みや課題が見えてきます。
PanPropは、取り組む目的と理由をお伝えし、方法と考え方を示し、方向性を整え、成果物を監修します。そして、実践後の結果を一緒に振り返り、次の改善へつなげます。
経営者や社員が、自ら考え、判断し、行動できる力を育てること。それが、企業の持続的な成長につながると信じています。
まずは、率直にお話しください
経営について相談したいと思っても、課題がまだ明確になっていなかったり、何から話せばよいか分からなかったりすることもあると思います。
そのような段階でも構いません。
会社の現状、日頃感じている問題、判断に迷っていること、そして実現したい未来について、率直にお聞かせください。
対話を重ねるなかで考えが整理され、新しい方向性や、それまで気づかなかった可能性が見えてくることがあります。必要に応じて、異なる分野の経験や知見、専門家や企業との交流も活かしながら、解決への糸口と次の一歩を一緒に探します。
企業には、それぞれに培ってきた力と、まだ十分に活かされていない可能性があります。
PanPropは、経営者が安心して率直に話せる相談相手として、その可能性を具体的な成長へつなげられるよう、誠実に伴走してまいります。
PanProp株式会社
会長 嶋田 みのる



